スキンケア

あなたのたるみ・ほうれい線はどちらのタイプ?しっかりケアしてなめらか肌へ!

いつの間にか目立ってきてしまう、厄介なたるみ&ほうれい線。要因は紫外線によるダメージや加齢、ハリの低下など、さまざまです。

昨今の情勢で人に会う機会が減ったり、マスク生活で笑顔が減ったりと、顔の筋肉の低下によって、たるみやほうれい線が目立つようになった…という方も。

たるみやほうれい線は老けた印象を与えてしまうため、早めにケアしてあげましょう!

■寝転んでチェック!たるみ・ほうれい線のタイプはどっち?

たるみやほうれい線は、①肌の深い部分の衰え(真皮)によるものと、②肌の比較的浅い部分の衰え(表情筋・皮下組織)によるもの、大きく2つのタイプに分けられます。仰向けで寝たとき、線が薄くなる場合は①、薄くならない場合は②の可能性が高いと考えられます。

①は②よりもダメージが大きいと考えられるため、優先的かつ念入りにアプローチしてくださいね!

■たるみ・ほうれい線ケアの基本は保湿と紫外線対策

たるみ・ほうれい線ケアでもっとも重要なのは、保湿と紫外線対策。20〜30代の若い方であっても、乾燥で夕方になるとほうれい線が目立つ…というケースも少なくありません。急激なダイエットやスマホの使い過ぎにも要注意です。まだ若いからと油断せず、保湿は徹底してくださいね。

同時に、肌に十分な栄養を与えることも大切です。スキンケアの際は成分を肌の深くまで、すみずみまで行き渡らせるイメージで、やさしくパッティングを。

ムリに肌を引き上げようと、手で引っ張ったり持ち上げたりするのは刺激になるのでNGです。鼻下や口周りはケアが不十分になりやすいので、とくに意識しましょう!

秋冬は日差しが穏やかになり、つい紫外線ケアが疎かになりがちに。光老化によってダメージが深くならないようにも日焼け止めは天気や季節を問わず、毎日使用するようにしてくださいね。

■顔の筋肉を適度に使うことも大切!

加齢による筋力低下もありますが、人と会う機会や笑う機会が少ないなど、無表情でいることが多い方は顔の筋肉が衰えやすくなるので要注意。

顔の筋肉が衰えると皮膚や顔の脂肪を支えられなくなり、全体的に下がってしまって脂肪がかぶさります。その結果、たるみやほうれい線がくっきり目立つようになるのです。

とくに口輪筋(こうりんきん)という、笑うときに使う口の周りの筋肉が重要!口輪筋のおよそ7割は顔の他の筋肉とつながっているとされ、たるみやほうれい線への影響も大きくなります。

無表情でいることが多い方は、顔の筋肉を意識して使うようにしましょう。自宅などで気付いたとき、ニコッと歯を見せて笑顔をつくるだけでもOKです!

■普段のクセや脂肪の増加が関係していることも

何気ないクセがたるみやほうれい線につながる可能性も。顔の歪みに注意すること、顔の筋肉をまんべんなく使うことも大切です。次に当てはまる方は注意してくださいね。

・寝るとき、いつも左右の決まった方を向いて横になる
・食事のとき片側ばかりで噛んでしまう、またはあまり噛まずに飲み込んでしまう
・頬杖をつくクセがある  など

生活習慣の見直しも大事!体のサビと言われる「酸化」や体のコゲと言われる「糖化」も、たるみやほうれい線につながります。

身近に潜む糖化リスク!糖化の原因と対策はこちら

また、顔の皮下脂肪の増加により、たるみやほうれい線が目立つケースも。太ったり痩せたりを繰り返すのも、皮膚をたるませる要因になります。

とくに深いたるみやほうれい線は、焦らずにじっくりとケアを続けることが大切。保湿と紫外線ケアを徹底して、改善を目指しましょう!