スキンケア

まとめて解決!日焼け止めQ&A〜基本編〜

年間を通じて欠かすことのできない日焼け止め。特にこれからの季節には手放せないアイテムです。
でも、日焼け止めについて正しく理解していなければ、期待する効果が十分に得られないことも。今こそしっかりおさらいして、日焼け止めをより効果的に活用しましょう!

■Q1:よく聞くSPFとPAって?

紫外線にはUVA(紫外線A波)やUVB(紫外線B波)をはじめ、ロングUVAやブルーライトなど、さまざまな種類があります。
SPFはUVBへの防御効果を表す指標。0〜50+まであり、数値が高いほど防御力が持続します。
一方、PAはUVAへの防御効果を表す指標で、最大値は「PA++++」です。レジャーシーンなどでは、最大値の日焼け止めがおすすめです。

■Q2:ノンケミカル処方って?

日焼け止めには「紫外線吸収剤」を使ったタイプと「紫外線散乱剤」を使ったタイプの大きく2つがあり、それぞれメリット・デメリットがあります。
一般的に「ノンケミカル処方」と呼ばれるのが紫外線散乱剤を使ったもの。肌への負担が少なく、敏感肌の方にもおすすめです!一方、製品にもよりますが、使用感が重たい・白浮きしやすいなどのデメリットもあります。

SPF・PAとノンケミカル処方について詳しく!

■Q3:正しい日焼け止めの塗り方を教えて!

メイクする前に、まずはスキンケアで肌を整えます。日焼け止めを手に取ったら、まず両頬・額・鼻・あご先の5点におき、フェイスラインに向けて広げていきましょう。
頬や鼻など顔の高い部分は紫外線が当たりやすいので重ね塗りを。耳の手前や目のキワ、デコルテなどは塗り忘れが多い箇所。全体にムラなく、細部までしっかりと塗布してくださいね。
日焼け止めの使用量が少なすぎると十分な効果が得られません。ただ、やみくもに量を増やせばいい…というのもNG。過剰な塗布はベタつきになったり、化粧ノリが悪くなったりするため、おすすめできません。メーカー推奨の使用量を守ることが大事です。

■Q4:塗り直し頻度は?汗かかなければ、塗り直しは不要?

一般的に、日焼け止めは2~3時間ごとの塗り直しが推奨されています。汗をかいていなくても、タオルや手などで顔をこすってしまったり、皮脂で知らないうちに落ちてしまったりすることも。
日焼け止めの効果を十分に発揮するためにも、日焼け止めは定期的に塗り直すことをおすすめします。1日に数回の塗り直しが必要になるからこそ、日焼け止めを選ぶ際は使用感も意識してくださいね。