【30代・40代のベースメイク】キーワードは素肌感「品格セミマット肌」の作り方
「ちゃんとメイクしたはずなのに、しっくりこない」
「気づくとファンデーションが浮いていた」
「夕方には疲れた印象に見える…」
30代・40代の肌は、ライフステージの変化による様々な変化を経験する時期です。
これまで同じベースメイクに安心していた方も、肌質やニーズが変わってきたかもしれません。
目指すべきはナチュラルで、まるで生まれ持ったかのような美しく上品な「セミマット肌」。
そうなるために大切なのは、肌悩みを無理に隠そうとするのではなく、自身に合うアイテムと効果的なテクニックで、ナチュラルな魅力ある肌を表現することです。今回は、肌悩みをカバーしながらも素肌感を感じる品格セミマット肌を演出するベースメイクのポイントとテクニックを、おすすめアイテムとあわせてご紹介します。
■ポイント1:「化粧下地を味方につける!」
《こんなお悩みに》 くすみ、毛穴の目立ち、色ムラ
仕事や家事・育児に忙しい世代だからこそ引算メイクや時短重視の方でも、化粧下地は省略しないでほしい重要なプロセスです!
ファンデーションに頼りすぎず、肌のくすみや凹凸等の肌ノイズは下地でカバーし整えることで、まるで生まれ持ったかのような素肌感が出ます。
そして、よりファンデーションの仕上がりの美しさやメイク持ちがアップします。
~テクニック~
下地を塗布したら、手のひらでやさしく包み込むようにハンドプレスを。体温で下地が溶け込むように密着し、より定着力が高まります。肌のくすみを感じる方は、顔色を明るく見せるピンク系の下地がおすすめです。
<おすすめアイテム>
(1)毛穴・ファンデーション落ちが気になる方は「フェイス トリートメント プライマー」
年齢とともに気になる毛穴の目立ちを自然にカバーし、ハリ感のあるすべすべ肌に整える部分用化粧下地。淡いピンクの色味で自然なトーンの肌色に。さらりとした使い心地で肌の凹凸にフィットし、毛穴落ちや皮脂くずれを防ぎます。年齢とともに気になるキメの粗や毛穴の目立ちが自然にカバーされ、ハリ感のあるすべすべ素肌感に演出します。
(2)乾燥・くすみ・色ムラが気になる方は、「フェイス リキッドコントロール‐A‐」
ホワイトピンクの色味が自然な血色感を引き出し、くすみや色ムラも均一に整えながら、明るくクリアな印象に。光を乱反射させるソフトフォーカス効果で毛穴や小ジワをぼかし、なめらかでしっとりとした明るい素肌感を演出します。
■ポイント2:「薄づきファンデ」だけど綺麗!
《こんなお悩みに》 ツヤ不足、乾燥による粉吹き、シミ・そばかす
シミやそばかす、シワやシミをカバーしたい。とにかく粗を隠すためにファンデーションに頼りがち。厚塗りするとシワの溝にファンデーションがたまり、悪目立ちします。ツヤ肌を求めてツヤ感が強すぎるアイテムは、かえって粗を目立たせ老け見えすることも。化粧下地で底上げしたお肌に、ファンデーションは“ごく薄く”を心がけましょう!
潤いとカバー力、やわらかなツヤとマット感を兼ね備えたリキッドファンデーションを選び、量の使い分けでメリハリを効かせる!が綺麗見えにおすすめです。
~テクニック~
リキッドファンデーションは顔全体に同量塗り込むと均一でも重たく立体感のない印象になるので注意。額の中心、頬の中心の綺麗見えゾーンはやや量をのせ、外側へ軽いタッチで伸ばし広げ、フェイスラインは少量でぼかす程度に。目元や口の周り、鼻回りは、手やパフに残ったファンデーションをなじませる程度でOK!「動く部分はごく薄く」がヨレを防ぎ、メリハリを生むコツです。
カバー力を上げたい時も、シミの目立つ頬の高い位置はファンデーション重ね塗りOK。目尻の小ジワやほうれい線には、ファンデーションを“重ね塗りしない”ことを意識しましょう。
仕上げに顔全体をティッシュで軽く抑えて余分な油分をオフすると、メイクくずれ防止につながります。
<おすすめアイテム>
(1)保湿とカバー力、ツヤとマットを兼ね備えた「フェイス リキッドファンデーション‐A‐」
空気のように軽やかなつけ心地で肌にピタッと密着。もとの肌色を活かしながらシミやくすみをカバーして、やさしいツヤ感・セミマット感を演出します。素肌感のある仕上がりは30代・40代のベースメイクに好相性!ヒアルロン酸(※1)やミネラル塩などの保湿成分配合で、肌のうるおいを保ちます。
※1 低分子量カチオン化ヒアルロン酸 (ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム)
■ポイント3:「パウダー使いの工夫」で洗練とメイク持ちを両立
《こんなお悩みに》 汗・皮脂によるメイクくずれ、 Tゾーンのテカリ
リキッドファンデーションの美しいツヤを活かしつつ、皮脂や汗によるメイクくずれを防ぐには、仕上げのパウダーが欠かせません。ツヤは残し、テカリは抑えるのがパウダー使いのポイント!塗布方法を工夫することで、品格セミマット肌が完成します。
<テクニック>
ツヤ感は残しつつ崩れによるテカリを抑えるには、全顔に均一にのせるのではなく、崩れやすいTゾーンやフェイスラインにはしっかりと、ツヤを出したい頬骨やCゾーン、あご先などには少なめにと、部位によって塗布量を調整しましょう。光の当たりやすい場所にツヤ感を残すことで、肌全体にメリハリが出て美しいセミマット肌に見えます。
<おすすめアイテム>
(1)さらりと仕上げる「フェイス フィニッシング パウダー」
しっとりと肌になじみながら、皮脂キャッチクリアパウダー(シリカ、酸化チタン)のはたらきで、汗や皮脂によるメイクくずれを防ぎ、さらりと仕上がる超微粒子のフェイスパウダー。
(2)ベースメイクの上質感を底上げする仕上げの「フェイス パウダリーファンデーション」
ふわりとしたエアリーなつけ心地のパウダータイプのファンデーション。シルクのヴェールに包まれたような、なめらかで均一感のある上品マット肌を演出します。ベースメイクのプラス1アイテムとして、頬の綺麗見えゾーンにブラシやパフを使い、内側から外側にふんわり軽いタッチで塗布、そのまま残りで全体をぼかすことで上質感がアップします。
伸びがよく肌なじみに優れたアイテムを選び、メリハリで時短と美しさを同時に叶えるベースメイクを目指してみましょう!
